
ヨキッチって具体的に何がすごいの?歴代のセンターと比べてどれくらいのレベルなのか知りたい!

ヨキッチは得点だけじゃなくて、歴代のセンターにはなかった強みがあるよ。ジャバー、オラジュワン、シャックと比べても、現代バスケに最適化された“新時代の最強センター”なんだ。
NBAの歴史を振り返ると、各時代ごとに「支配的なセンター」が存在してきました。1970〜80年代には カリーム・アブドゥル=ジャバー がスカイフックで得点王に君臨し、1990年代には アキーム・オラジュワン が鉄壁の守備と華麗なフットワークでリーグを制覇。そして2000年代には シャキール・オニール が圧倒的なフィジカルでゴール下を完全支配しました。
では2020年代に入り、誰がその系譜を継いでいるのでしょうか?
その答えが ニコラ・ヨキッチ です。セルビア出身のこのビッグマンは、伝統的なセンター像を覆し、「現代NBA最強センター」 と称される存在に成長しました。
本記事では、ヨキッチの何がすごいのかを掘り下げ、さらに 歴代最強センター3人(ジャバー、オラジュワン、シャック)と徹底比較 していきます。この記事を読み終えたとき、ヨキッチがなぜ歴史的な存在と語られるのか、その理由がより明確になるはずです。
ニコラ・ヨキッチとは?現代NBAの支配者
プロフィールとキャリア概要
ニコラ・ヨキッチは1995年生まれ、セルビア出身のセンターです。2014年のNBAドラフトでは2巡目41位という決して高くない順位でデンバー・ナゲッツに指名されました。しかし、その評価を大きく覆し、現在ではリーグを代表するスーパースターとなっています。2巡目指名からMVP獲得まで登り詰めた選手は史上稀有であり、その成長物語自体がすでに伝説といえるでしょう。
プレースタイルの特徴
ヨキッチの最大の特徴は、センターでありながら司令塔の役割を果たす視野とパス能力にあります。
- ゴール下からのポストプレーだけでなく、トップやハイポストから味方を活かすパスを自在に操る
- 得点、リバウンド、アシストの三拍子を揃え、試合のあらゆる局面に関与できる
- 派手なアスレティシズムはないものの、卓越した判断力とバスケIQでゲームを支配
こうしたスタイルは従来のセンター像と大きく異なり、むしろPGの役割を担う新しいタイプのビッグマンといえます。
実績(MVP、優勝、ファイナルMVPなど)
ヨキッチはすでに数々のタイトルを手にしています。
- シーズンMVP:3回(2021, 2022, 2025)
- NBAチャンピオン:1回(2023)
- ファイナルMVP:1回(2023)
さらにオールスターやオールNBAチーム選出も複数回に及び、2020年代を象徴する選手としての地位を確立しました。特に2023年の優勝では、ヨキッチが「勝てる選手」であることを証明し、単なるスタッツモンスターではないことを世界に示しました。

筆者自身もNBAを長く見てきましたが、センターがここまで自然にボールをさばき、味方を動かす姿は初めて見ました。特にポストからノールックでスリーをアシストしたシーンは、ガードのプレーを見ているようで衝撃でした。
カリーム・アブドゥル=ジャバーとヨキッチの比較
ジャバーの強み(スカイフックと得点記録)
カリーム・アブドゥル=ジャバーは、NBA史上最も安定した得点力を誇るセンターです。特に代名詞である 「スカイフック」 は誰もブロックできない必殺技として知られ、キャリア通算得点記録を更新し続けました(最終的に歴代1位の3万8千点超)。また、MVPを6回獲得した唯一の選手であり、1970〜80年代のリーグを象徴する存在でした。
ヨキッチとの違い(得点の型 vs オールラウンド力)
ジャバーは圧倒的な「得点マシーン」としてチームを引っ張りましたが、ヨキッチは「得点もできる司令塔」という点で性質が異なります。
- ジャバー:決まった型(スカイフック)を武器に得点を量産
- ヨキッチ:状況に応じてパス・得点・リバウンドを選択し、ゲームをコントロール
つまり、ジャバーは「得点王型のセンター」、ヨキッチは「オールラウンド型のセンター」と言えます。
H3:現代NBAでの通用度を考察
もしジャバーが現代NBAにいた場合、依然としてスカイフックは有効でしょう。しかし、3Pやスペーシングが重視される現代では、万能性を持つヨキッチの方が戦術的な価値が高いと考えられます。
- ジャバーの一点突破型の強さ
- ヨキッチの多角的なゲーム支配力
この違いは、時代背景を超えて議論される大きなポイントです。
アキーム・オラジュワンとヨキッチの比較
オラジュワンの強み(フットワークと守備力)
アキーム・オラジュワンは「ドリームシェイク」に象徴されるように、センターとは思えない華麗なフットワークで相手を翻弄しました。さらに、守備面ではブロックとスティールの両方でリーグトップクラスを誇り、史上唯一「ブロック王」「スティール王」両方を経験したセンターとして知られています。1994年にはシーズンMVP、ファイナルMVP、ディフェンシブプレイヤー賞を同時受賞し、攻守両面で支配的な存在でした。
ヨキッチとの違い(守備型 vs 攻撃型の万能性)
オラジュワンはディフェンスにおいて歴代トップクラスの実力を持ち、守備から試合を支配するタイプでした。一方ヨキッチは、ディフェンス面で突出しているわけではありませんが、攻撃面でチーム全体を機能させる点で優位に立っています。
- オラジュワン:守備から流れを作るセンター
- ヨキッチ:攻撃の起点として試合を支配するセンター
両者は「支配の仕方」が真逆であり、バスケットボールという競技の多様性を示す好例といえるでしょう。
バスケIQとスキルの進化の観点での比較
オラジュワンのスキルは90年代としては突出していましたが、ヨキッチは現代の戦術環境においてさらに多様なスキルを発揮しています。アシストでチームメイトを活かす能力は、オラジュワンには見られなかった武器です。
また、ヨキッチは3ポイントシュートも打てるため、オフェンスの幅が広い点でも現代的です。もし両者が同時代に存在したなら、「守備の怪物オラジュワン」対「攻撃の天才ヨキッチ」という構図でNBAファンを熱狂させたに違いありません。
シャキール・オニールとヨキッチの比較
シャックの強み(圧倒的フィジカルと支配力)
シャキール・オニールといえば、NBA史上最高クラスのフィジカルモンスターです。216cm・147kgという巨体でありながら俊敏性も備え、ゴール下では誰も止められない存在でした。得点はもちろん、リバウンドやブロックでも絶大な存在感を発揮し、1990年代後半から2000年代前半にかけてリーグを完全に支配しました。特に2000年のファイナルでは1シリーズ平均38得点という圧倒的数字を残し、「シャック時代」と呼ばれる時代を築いたのです。
ヨキッチとの違い(パワー型 vs 技術型)
シャックとヨキッチは、まさに正反対のセンター像を体現しています。
- シャック:パワーとフィジカルで相手をねじ伏せるタイプ
- ヨキッチ:スキルと頭脳で相手を翻弄するタイプ
シャックは「止められないインサイドの支配者」、ヨキッチは「チーム全体を支配するオールラウンダー」と言えるでしょう。どちらも支配力が突出していますが、そのアプローチは全く異なります。
H3:現代バスケにおける価値の差
もしシャックが現代NBAにいたなら、依然としてゴール下では無双したでしょう。しかし、ペース&スペースが主流の現在、3ポイントシュートが打てずフリースローも苦手なシャックは、戦術面で狙われる可能性があります。
一方ヨキッチは、3ポイントを含めた外角シュート、さらにアシスト能力を武器にしており、現代バスケに最適化されたセンターです。
つまり、シャックが「どんな時代でも支配できるフィジカルモンスター」だとすれば、ヨキッチは「現代戦術において最も価値の高いセンター」と表現できるでしょう。
ヨキッチは歴代センターと比べて何がすごいのか?
比較表で一目でわかる違い
| 選手 | 時代 | 得点力 | 守備力 | フィジカル | バスケIQ/視野 | 実績 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| カリーム・アブドゥル=ジャバー | 1970〜80年代 | S(スカイフック) | B | B | A | 通算得点歴代2位、MVP6回 |
| アキーム・オラジュワン | 1980〜90年代 | A | S(守備の怪物) | A | A | 優勝2回、DPOY2回 |
| シャキール・オニール | 1990〜2000年代 | S | B | S(圧倒的パワー) | B | 優勝4回、MVP1回 |
| ニコラ・ヨキッチ | 2020年代〜 | S(効率的な得点) | B | B | S(歴代最高クラスの視野) | 優勝1回、MVP3回(2025時点) |
この表からも分かるように、ヨキッチは得点力と視野(バスケIQ)において歴代屈指の評価を受けており、フィジカルや守備では他のレジェンドに劣るものの、総合力で現代バスケにフィットしていることが際立ちます。

個人的には、シャックのような豪快さに魅了されてきた世代ですが、ヨキッチのように「頭脳とテクニックで試合を支配するセンター」は現代ならではの進化だと感じています。数字以上に“試合の流れを変える力”を持っている点が、彼を特別にしていると思います。
万能性(得点・パス・リバウンドの三拍子)
ヨキッチが歴代センターと比べて特異なのは、得点・パス・リバウンドすべてでトップクラスの数字を残していることです。従来のセンターは「得点か守備」のどちらかに突出するタイプが多かったのに対し、ヨキッチはトリプルダブルを量産し、ゲームのあらゆる局面を支配できます。
チームオフェンスを支配する視野と判断力
ジャバーやシャックは「個で支配する」タイプでしたが、ヨキッチは「チーム全体を支配する」稀有な存在です。特にパス能力は歴代センターで比較しても群を抜いており、センターがPGのように攻撃を組み立てるという革命をNBAにもたらしました。
現代NBAの戦術に最適化された存在
近年のNBAは「スペーシング」と「3ポイント」が重視されるリーグです。その中で、ヨキッチは外角シュートが打てるだけでなく、味方を活かすパスと判断力で戦術の中心に立てるため、現代における理想的なセンター像と言えます。
まとめ:ヨキッチは「新時代の最強センター」
歴代のNBAを支配してきたセンターたちは、それぞれの時代を象徴する武器を持っていました。
- ジャバー:誰にも止められない「スカイフック」と不滅の得点記録
- オラジュワン:華麗なフットワークと鉄壁の守備で攻守に支配
- シャック:圧倒的フィジカルでゴール下を制圧
そして2020年代、その系譜を継ぐのが ニコラ・ヨキッチ です。彼はフィジカルや守備の面では歴代最強センターに劣る部分もありますが、得点・パス・リバウンドを兼ね備え、チーム全体を機能させる能力においては他の誰よりも優れています。
ヨキッチの凄さは、個人の支配力とチーム全体の支配力を両立している点にあります。これは歴代センターにはなかった特徴であり、まさに「新時代の最強センター」と呼ぶにふさわしい理由です。
今後さらに優勝回数やMVPを重ねていけば、ヨキッチは単なる現代のスターではなく、歴代最強センター論争の中心に立つ存在になるでしょう。
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