NBA歴代3ポイント成功率ランキング!

歴史・レジェンド

NBAで一番スリーポイントが入るのって誰? 成功率が高い選手を知りたい!
昔の名選手と今の選手、どっちが正確なの?

歴代で一番成功率が高いのはスティーブ・カーで45.4%!現役ではケナードが超高精度!
数字だけじゃなくて、打った数や時代も見ないとホントのすごさはわからないよ!

この記事でわかること

  • NBA歴代3ポイント成功率TOP15の選手名・数値・時代背景
  • 「成功率が高い」とはどういうことか? 正しい見方
  • ステフ・カリーやスティーブ・カーらの記録と注目エピソード

NBAの試合を見ていて、「この選手、毎回スリーが入るな…」と感じたことはありませんか?
本記事では、NBA歴代で最も3ポイントの成功率が高かった選手TOP15を、2025年最新データに基づいて紹介します。

🏀 NBA歴代3ポイント成功率とは?

NBAでは、選手たちが3ポイントシュート(3P)をどれだけ正確に決められるかが注目されます。この記事では、「歴代で最も3Pがよく入った選手たち」を紹介しますが、その前に知っておくべき基本を見ていきましょう。

✔️ 3ポイント成功率とは?

3ポイント成功率(3P%)=成功した本数 ÷ 打った本数(試投数)
たとえば、100本中45本決めたら「成功率45%」です。

✔️ NBA公式のランキング基準

NBAでは、キャリアを通じたランキングを作る際に、ただ成功率が高いだけではランキング入りできません。
以下のような最低条件が定められています。

  • 通算で250本以上の3ポイントを成功していること
    • 少しだけ試合に出て偶然何本か入っただけでは、実力とは言えないからです。
  • この基準により、「長いあいだ高確率を維持してきた選手」が上位にランクされます。

✔️ なぜこの成功率が重要なのか?

  • 3ポイントが当たる選手がいると、相手の守備は広がって守りにくくなる
  • 近年は「3ポイント重視の戦術」が主流になっており、成功率がチームの勝敗にも直結
  • 成功率が40%を超えると「エリートシューター」と呼ばれます

🔍 この記事のランキング条件

この記事で紹介する「NBA歴代3ポイント成功率ランキング」は、以下の条件に基づいて作成しています。

  • 対象:NBAレギュラーシーズン通算
  • 条件:3ポイント成功数が250本以上
  • データ:2024-25シーズン終了時点の公式統計を使用

🏀 NBA歴代3ポイント成功率TOP15

ここでは、NBAの歴代で最も3ポイントシュート成功率が高かった選手たちを紹介します。
どの選手も250本以上の3ポイントを決めている本物のシューターたちです。
(※データは2024-25シーズン終了時点

🏆 ランキングの見方(ポイント)

  • 成功率(%)が高いほど、外さずに決めているという意味
  • 同じ成功率なら、成功本数が多い方が上位評価されやすい
  • 現役選手には「*」マークをつけています(2025年6月時点)

📊 NBA歴代3ポイント成功率ランキングTOP15

順位選手名成功率成功数現役期間
1位スティーブ・カー45.40%330本(726試投)1988〜2003年(引退)
2位ヒューバート・デイビス44.09%728本(1,651試投)1992〜2004年(引退)
3位ルーク・ケナード*43.79%903本(2,062試投)2017年〜(現役)
4位ドラゼン・ペトロヴィッチ43.74%255本(583試投)1989〜1993年(事故死)
5位ジョー・ハリス*43.59%901本(2,067試投)2014年〜(現役)
6位ジェイソン・カポノ43.36%505本(1,165試投)2003〜2012年(引退)
7位セス・カリー*43.29%853本(1,971試投)2013年〜(現役)
8位ティム・レグラー43.12%260本(603試投)1989〜1998年(引退)
9位スティーブ・ノバック43.01%575本(1,337試投)2006〜2017年(引退)
10位カイル・コーバー42.87%2,450本(5,717試投)2003〜2020年(引退)
11位スティーブ・ナッシュ42.78%1,685本(3,939試投)1996〜2015年(引退)
12位B.J.アームストロング42.49%518本(1,219試投)1989〜2000年(引退)
13位ステフィン・カリー*42.32%4,519本(10,670試投)2009年〜(現役)
14位A.J.グリーン*42.07%273本(649試投)2022年〜(現役)
15位サム・ハウザー*41.99%368本(876試投)2021年〜(現役)

※2025年6月現在のNBA公式&Basketball-Reference統計に基づく

📝 注目ポイントまとめ

  • 1位はスティーブ・カー(45.4%)
    少ない試投数ながら、抜群の正確さで有名。
  • 現役最上位はルーク・ケナード(3位)
    現在も高精度を維持中。2022-23年にはシーズン.495を記録。
  • ステフィン・カリーは13位
    意外と思うかもしれませんが、4000本以上決めて42%超えは“規格外の偉業”です。

通算成功率だけ見ればスティーブ・カーがトップですが、「試投数」と「守られ方」が違う現代の選手と比べるのは難しいところです。
その点で、ルーク・ケナードのように現代バスケで40%超を維持し続ける選手がどこまで記録を伸ばすか、個人的にも注目しています。

🎯 3ポイント成功率の見方と注意点

3ポイント成功率(3P%)は、単純な数字の高さだけでは実力を測れないこともあります。
ここでは、NBAの歴代ランキングを見るうえで、知っておくと役立つ見方や注意点を解説します。

✅ 成功率だけを見てはいけない理由

「当たっているように見える選手」でも、じつは…?
成功率には以下のような“数字のマジック”が潜んでいます。

  • 試投数が少ないと偶然に左右されやすい
    • たとえば100本中45本成功(45%)でも、シーズンが変わると急に35%になることも。
  • プレー時間や役割によって守られ方が違う
    • ベンチから出てきてノーマークの時間に打つ選手と、
    • スターターでマークが厳しい中で決める選手では、成功率の重みが違います。

📌 注意して見るべきポイント3つ

3ポイント成功率ランキングを見るときは、以下の3点も合わせてチェックしましょう。

  1. 試投本数(打った数)
    • 成功率だけでなく、「何本中」の数字を見れば信頼性がわかる
    • 例:ステフィン・カリーは試投1万本超+42%=“化け物”
  2. 時代背景(ルールと戦術の変化)
    • 1990年代以前は3Pを打つ選手が少なく、守備も緩かった
    • 現代は3P中心の戦術で、ディフェンスが厳しくなっている
  3. キャリアの長さと安定感
    • 5〜10年同じレベルを保てる選手は、まぐれではなく“本物”
    • 高成功率でも短命なら「一発屋」の可能性がある

📌 成功率の数字だけにだまされないコツ

  • 「誰と比べるか」が大事!
    スティーブ・カーの45%はすごいですが、試投数が1,000本ちょっと
    一方で、ステフィン・カリーは4,000本以上決めて42%超え
    この「量と質のバランス」が理解できると、より深くランキングを楽しめます。
  • “40%超え”がエリートライン
    NBAの平均3P%はだいたい35〜36%前後
    これを4〜5%上回る40%超えの選手は、どの時代でも超一流とされています。

✨ NBA歴代シューターの注目エピソード

ここでは、NBA歴代ランキングに登場したシューターたちの中から、特に注目すべき選手とその記録・背景を紹介します。

🎯 スティーブ・カー45%超のすごさ

  • NBA歴代1位の3P成功率45.40%を誇るスティーブ・カー。
  • キャリア通算で726本中330本成功(1990〜2003)という安定感を見せました。
  • 10シーズン以上にわたり40%超をキープ
  • シーズンベストは1994-95年の.524(3P成功65/124)
  • 現役時代はブルズの“ジョーダン時代”に活躍し、勝負所でのクラッチスリーでも知られています

1997年NBAファイナル第6戦、カーはジョーダンからのパスで決勝シュートを決め、ブルズの5度目の優勝に大きく貢献しました。
その場面は今でも語り草になっており、「シュートだけで歴史に名を残した男」とも呼ばれます。

🎯 ルーク・ケナード高精度の理由

ルーク・ケナードは、2025年時点でNBA歴代3位の3P成功率43.79%を誇る現役選手。
その正確さは歴代でもトップクラスであり、2022-23シーズンにはリーグ最高の3P成功率を記録しました。

ルーク・ケナードの基本データ(2024-25終了時点)

  • 通算:903/2,062(43.79%)
  • 所属:メンフィス・グリズリーズ
  • ポジション:シューティングガード

高成功率の理由3つ

  1. キャッチ&シュートが得意
    • パスをもらってすぐに打つ「キャッチ&シュート」が武器
    • 2022-23年、同プレーの成功率は50%超(NBA.com/stats)
  2. 打つタイミングと選択が正確
    • 無理なシュートは避け、「空いているときだけ打つ」スタイル
    • その結果、効率が非常に高く安定している
  3. メカニクス(フォーム)が非常に安定している
    • シュートフォームがブレないため、調子の波が少ない

特筆すべきシーズン

2022-23年シーズン:成功率.495(117/236)
→ この年のリーグNo.1。
→ NBA公式でも取り上げられ、**「リーグ最高の狙撃手」**と称されました。

2023年4月、グリズリーズの試合で1試合10本中10本成功(100%)という圧巻のパフォーマンスを披露。
これはNBA歴代記録タイ
であり、「完璧なスリー」として公式SNSでも話題になりました。

🎯 ステフィン・カリーは数も質も1位級

ステフィン・カリー(Stephen Curry)は、3ポイント成功率ランキングでは13位(42.32%)
しかし、通算成功数は歴代1位(4,500本超)を記録しており、「史上最高のシューター」と広く認識されています。

📌ステフィン・カリーの基本データ(2024-25終了時点)

  • 通算:4,519本成功 / 10,670本試投(42.32%)
  • 所属:ゴールデンステート・ウォリアーズ
  • ポジション:ポイントガード
  • キャリア:2009年〜

数も質も1位級といえる理由3つ

  1. 歴代最多の3ポイント成功数
    • 2021年12月14日、レイ・アレンの記録(2,973本)を抜いてNBA歴代1位に
    • 2025年には4,500本超えを達成。これは2位との差を大きく広げている
  2. 大量試投でも高成功率を維持
    • 年間500本以上打つシーズンでも、常に40%超を維持
    • 特に2015-16年シーズンは、402本成功(成功率45.4%)という驚異の記録を樹立
  3. 打ち方の難易度が他とは別次元
    • ドリブルから打つ「プルアップ3」や、ディフェンスに囲まれての難しいシュートが多い
    • それでも高成功率を維持しているのはテクニック・判断・体のバランスが卓越している証拠
  • 402本成功(2015-16シーズン)
  • 史上初の「シーズン平均5本以上の3P成功」を記録した選手でもあります(複数回)

2021年のオールスターゲームでは、ディープスリーを連発し50得点&MVP受賞
レブロンも「見ていて信じられない」とコメント。カリーの3Pは、観る人を熱狂させる“芸術”として評価されています。

筆者自身、ステフ・カリーの全盛期をリアルタイムで観ていたこともあり、「こんな難しい体勢からも打つのに42%超え…」と毎回驚かされていました。
成功率の数字だけでは語りきれない、“試合中の迫力”や“守備の重圧”を乗り越える力”も含めて、カリーはやはり別格だと感じます。

✅ まとめ

NBAの3ポイント成功率は、単なる「入った確率」ではなく、その選手のプレー精度・選択眼・状況判断がすべて詰まった指標です。
この記事では、2024-25シーズン終了時点のデータに基づき、歴代で特にすごい15人を紹介してきました。

筆者自身、現役時代はシュート精度に悩んでいたこともあり、成功率40%を超える選手には本当に尊敬の念があります。
とくにカリーのように、難しい体勢や遠い位置からでも確実に決める技術は「練習だけでは到達できない領域」だと感じています。


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