NBAフリースロー成功率の歴代記録まとめ|通算・単年・プレーオフ完全版

歴史・レジェンド

NBAでフリースローが一番上手い選手って誰なんだろう?
それと、1シーズンだけで見ると、どれくらいすごい成功率の記録があるの?

NBA公式の基準に基づいて、通算のフリースロー成功率ランキングを紹介しつつ、1レギュラーシーズンに絞った歴代最高記録もあわせてまとめたよ!

この記事でわかること

  • NBAフリースロー成功率の歴代記録を、通算・1シーズン・プレーオフ別に
  • NBA公式基準を満たしたランキングだけを使った信頼できる成功率の比較
  • フリースロー成功率の数字からわかる、NBAで安定して得点できる選手の特徴

NBAの試合で必ず生まれる得点チャンスが、フリースローです。このフリースローをどれだけ安定して決められるかを示す指標が、フリースロー成功率です。

この記事では、NBA公式の基準に基づき、NBAフリースロー成功率の歴代記録を「通算」「1レギュラーシーズン」「1プレーオフ」の3つに分けて分かりやすくまとめています。数字だけをもとに、NBAで本当に正確だった選手は誰なのかを見ていきましょう。

NBAフリースロー成功率とは何か

NBAのフリースロー成功率は、選手がどれだけ安定して得点できるかを示す、とても大切な記録です。
派手なダンクや3ポイントと違い、フリースローは誰にも邪魔されずに打つシュートなので、選手の正確さがそのまま数字に表れます。

そのためNBAでは、フリースロー成功率が公式記録として長い歴史で残されてきました

NBAフリースロー成功率の意味

NBAフリースロー成功率とは、「フリースローを何回打って、そのうち何回決めたか」を表した数字です。計算方法はとてもシンプルです。

フリースロー成功数 ÷ フリースロー試投数 × 100

たとえば、100回フリースローを打って90回決めた場合この選手のフリースロー成功率は90%になります。NBAでは、この成功率を 「FT%」 と表すことも多く、公式スタッツとして毎試合・毎シーズン記録されています。

NBAで成功率が重視される理由

NBAでフリースロー成功率が重要視される理由は、試合の流れを大きく左右するからです。

フリースローの特徴
  • 必ず得点チャンスになる
  • 残り時間が少ない場面で打つことが多い
  • ミスするとチームに直接影響が出る

特に試合終盤では、フリースロー1本が勝ち負けを決めることも珍しくありません。そのためNBAでは、

  • 安定して決め続けられる選手
  • プレッシャーの中でも成功率を落とさない選手

が高く評価されます。フリースロー成功率は、シュートの上手さだけでなく、集中力や安定感を示す数字でもあります。

NBA公式の成功率ランキング基準

NBAでは、誰でもランキングに入れるわけではありません。公式記録として認められるための条件が決められています。代表的な基準は以下の通りです。

  • レギュラーシーズンの単年記録
    フリースロー成功数125本以上
  • キャリア通算記録
    フリースロー成功数1200本以上
  • プレーオフ単年記録
    一定数以上の試投数(少数では不可)

この基準がある理由は、「少ししか打っていない選手が1位になるのを防ぐため」です。

たとえば、「2本しか打たずに2本決めた選手(100%)」このようなケースは、NBA公式の歴代記録としては認められません。記事で紹介するランキングはすべて、NBA公式基準を満たした正確なデータのみを使っています。

NBAフリースロー成功率の単年歴代記録

NBAのフリースロー成功率で、単年(1レギュラーシーズン)記録は特別な意味を持ちます。なぜなら、短期間とはいえ、公式基準を満たす本数を打ちながら、ほぼ完璧に決め続ける必要があるからです。

NBAでは、単年の成功率ランキングとして認められるために、そのシーズンでフリースロー成功数125本以上という条件が設けられています。この条件を満たしたうえでの歴代記録は、本当の意味で「異常な精度」と言えます。

NBAフリースロー成功率 単年1位の記録

NBA史上、単年のフリースロー成功率で1位に立っているのは、ホセ・カルデロンです。2008-09シーズン、カルデロンは以下の記録を残しました。

選手シーズン成功試投成功率
ホセ・カルデロン2008-0915115498.1%

154本中151本成功。この98.1%という数字は、NBA公式の単年フリースロー成功率として、歴代最高記録です。重要なのは、この記録が「少ない試投数」ではなく、公式基準を大きく超える本数で達成された点です。

NBAフリースロー成功率 単年2位から5位(修正版)

NBAの単年フリースロー成功率ランキングで、歴代2位から5位に入る記録はいずれも、NBA公式の基準(成功数125本以上)を満たした信頼できる数字です。

順位選手シーズン成功試投成功率
2位カルビン・マーフィー1980-8120621595.8%
3位マフムード・アブドゥル=ラウフ1993-9421922995.6%
4位レイ・アレン2008-0921822995.2%
5位ジェフ・ホーナセック1999-200021522695.0%

この順位帯の特徴は、200本以上フリースローを打ちながら、10本前後しか外していない点にあります。

単年で95%を超える成功率は、シーズンを通してフォームと集中力をほぼ完璧に保つ必要があるため、NBAの歴史の中でも非常に珍しい記録です。

NBAフリースロー成功率 単年6位から10位

単年のフリースロー成功率ランキングでは、6位から10位にも94%台という非常に高い記録が並びます。いずれもNBA公式の基準(成功数125本以上)を満たした記録です。

順位選手シーズン成功試投成功率
6位マーク・プライス1991-9217318394.7%
7位リック・バリー1978-7916417394.7%
8位アーニー・ディグレゴリオ1976-7713814694.5%
9位ブライアン・ロバーツ2013-1412513394.0%
10位マーク・プライス1992-9318719794.9%

このゾーンの記録を見ると、1シーズンで外したフリースローは10本前後しかありません。

NBA全体の平均フリースロー成功率がおよそ70%台であることを考えると、94%以上を1シーズン保つ難しさがよく分かります。単年6位から10位の記録も、一時的な好調ではなく、極めて安定した精度が必要な数字です。

NBAフリースロー成功率の通算歴代記録

NBAにおけるフリースロー成功率の中で、通算(キャリア)記録は最も信頼性が高い数字です。なぜなら、短期間の好調では到達できず、長年にわたって高い成功率を保ち続ける必要があるからです。

NBA公式では、キャリア通算でフリースロー成功数1200本以上という条件を満たした選手のみが、通算成功率の歴代ランキング対象となります。

NBAフリースロー成功率 通算1位の記録

NBAフリースロー成功率の通算1位は、ステフィン・カリーです。

選手キャリア通算成功率
ステフィン・カリー2009年〜約90.98%

注目すべき点は、この数字が「短いキャリア」や「少ない試投数」ではなく、大量のフリースローを打ったうえで記録されていることです。

そのためこの成功率は、NBA公式が認める歴代最高の通算記録となっています。

NBAフリースロー成功率 通算2位から5位

通算2位から5位には、NBA史に名を残す正確なシューターが並びます。

順位選手通算成功率
2位スティーブ・ナッシュ約90.43%
3位マーク・プライス約90.39%
4位リック・バリー約89.98%
5位デイミアン・リラード約89.74%

これらの選手は共通して、キャリアを通じて安定したフォームと集中力を保ち続けました

特にナッシュとプライスは、フリースローだけでなく、シュート全体の成功率が高いことで知られる選手です。

NBAフリースロー成功率 通算6位から10位

通算6位から10位にも、長年にわたり高成功率を維持した選手が続きます。

順位選手通算成功率
6位ペジャ・ストヤコビッチ約89.48%
7位チャンシー・ビラップス約89.40%
8位レイ・アレン約89.39%
9位J.J.レディック約89.18%
10位カルビン・マーフィー約89.16%

このゾーンの特徴は、一度も大きく成功率を落とさずにキャリアを終えていることです。

通算記録では、一時的な爆発力よりも、長く安定して決め続ける力が重要になります。

通算成功率が示すNBA選手の凄さ

通算フリースロー成功率の上位にいる選手は、偶然でこの位置にいるわけではありません。事実として言えるのは、

  • 長期間にわたり公式基準を満たす試投数をこなした
  • プレッシャーのかかる場面でも成功率を維持した
  • キャリアを通して大きなブレがなかった

という点です。

通算フリースロー成功率は、NBA選手としての正確さと安定感を最も正直に表す数字だと言えます。

NBAフリースロー成功率のプレーオフ記録

NBAのプレーオフは、負けたら終わりの試合が続きます。そんな中でフリースローを外さないのは、とても難しいことです。だからこそ、プレーオフでのフリースロー成功率は特別な記録として見られます。

ここでは、「1回のプレーオフ(1年のポストシーズン)」で、フリースローを30本以上打った選手にしぼって、成功率の歴代トップをまとめます。

NBAフリースロー成功率 プレーオフ単年TOP10

順位選手年(プレーオフ)チームFT%FTA
1位(同率)マーク・プライス1989-90CLE100.0%30
1位(同率)キキ・バンデウェイ1985-86POR100.0%32
3位ジャック・シクマ1986-87MIL98.0%49
4位ラマーカス・オルドリッジ2017-18SAS97.6%42
5位デイミアン・リラード2023-24MIL97.4%38
6位スティーブ・ナッシュ2001-02DAL97.1%35
7位デイミアン・リラード2019-20POR97.0%33
8位マーク・プライス1994-95CLE97.0%33
9位(同率)アイザイア・トーマス2014-15BOS96.9%32
9位(同率)モーゼス・マローン1983-84PHI96.9%32

NBAフリースロー成功率まとめ

NBAのフリースロー成功率は、選手の正確さと安定感を最も分かりやすく示す記録です。

本記事では、NBA公式の基準に基づき、通算・単年・プレーオフの3つに分けて、フリースロー成功率の歴代記録を整理しました。

フリースローは地味な技術ですが、NBAの試合を勝ち切るうえで欠かせない要素です。成功率の歴代記録を見ることで、NBA選手の凄さを数字で実感できるはずです。


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