
NBAのドラフトロッタリーって結局どうやって順番決めてるの?
弱いチームが有利って聞いたけど、確率とか仕組みちゃんと知りたい

ロッタリーは下位14チームが抽選で1〜4位を決める制度で、最下位チームでも100%1位になれるわけじゃないんだよ。今年はマーベリックスが1位取っちゃったよね!
この記事でわかること
NBAファンなら一度は耳にしたことがある「ドラフトロッタリー」。でも実際のところ、どんな仕組みで指名順が決まり、どんな確率でチームにチャンスがあるのか?と疑問に感じたことはありませんか?
特に2025年は、低確率から大逆転を果たしたチームの登場で話題沸騰。この機会にロッタリー制度の本質を一緒に学んでみましょう!
✅NBAドラフトロッタリーとは何か?
NBAドラフトロッタリーは、NBAにおける新人選手の獲得制度の一部で、シーズンで成績がふるわなかったチームが優秀な若手選手を獲得しやすくなるように設計された抽選制度です。毎年6月ごろに行われるNBAドラフトの前に実施され、上位14チームの指名順を決める抽選イベントとして、世界中のファンが注目しています。
そもそも「NBAドラフト」とは?
NBAドラフトとは、各チームがカレッジ(NCAA)や海外リーグ、Gリーグ・イグナイトなどからプロ入りを希望する選手を交代で指名していく制度です。全体で2巡(1巡目と2巡目)があり、合計60人ほどがNBAチームから指名を受けます。特に1巡目の上位指名は、将来のスター選手獲得につながるため非常に重要です。
しかし、NBAには戦力の均衡を保つためのルールがあります。強いチームがさらに強くなり、弱いチームがずっと勝てないような事態を避けるため、最下位チームほど有利に上位指名を獲得できる仕組みが必要でした。これが「ドラフトロッタリー」です。
ロッタリーの対象チーム
ドラフトロッタリーに参加できるのは、そのシーズンでプレーオフに進出できなかった下位14チームです。つまり、全30チームのうち、成績上位16チームは自動的にドラフトの後半での指名となり、下位14チームだけが抽選に参加することになります。
この仕組みによって、「最下位チーム=必ず1位指名」ではなく、「最下位チーム=上位指名を得る確率が高い」という公平性が担保されています。
なぜ抽選なのか?
かつては「最下位=1位指名」という固定のルールでしたが、それが原因でシーズン終盤にわざと負ける“タンク行為”が横行しました。例えば、1984年のドラフトではマイケル・ジョーダンが指名されたように、一人のスター選手がチームの未来を変えることもあるため、チームは不正に負けを重ねるインセンティブを持ってしまいます。
このような背景から、より公平で健全なチーム作りを促進するために、1985年からドラフトロッタリーが導入され、数回のルール改正を経て現在の形になっています。
✅ロッタリーの抽選方法と確率の仕組み
NBAドラフトロッタリーの抽選方法は、単なるくじ引きではありません。しっかりとしたルールと数学的な確率に基づいて行われており、NBA本部と会計会社の立ち会いのもとで厳格に運営されています。
抽選に使われるのはピンポン玉
抽選では、1〜14までの番号が書かれた14個のピンポン玉を使い、その中からランダムに4つを選びます。
14個の玉から4つを選ぶと、1,001通りの組み合わせ(順不同)ができます(ただし1組は使われないので実質1,000通り)。
この1,000通りを14チームに振り分けておき、どのチームにどれだけの組み合わせが割り当てられているかで「抽選確率」が決まるという仕組みです。
現在の確率ルール(2019年〜)
2019年からロッタリーのルールが改定され、それまでよりも上位チームが1位指名を獲得する確率が均等化されました。
以下が、2025年ドラフト時点での上位4位以内の指名権獲得確率の例です(※1位指名の確率のみを一部抜粋):
| 成績順位 | チーム数 | 1位指名確率 |
|---|---|---|
| 最下位 | 1 | 14.0% |
| 下から2番目 | 1 | 14.0% |
| 下から3番目 | 1 | 14.0% |
| 下から4番目 | 1 | 12.5% |
| 下から5番目 | 1 | 10.5% |
| …… | … | … |
| 最上位(14番目) | 1 | 0.5% |
この表からも分かるように、最下位の3チームは同じ14%の確率で1位指名を狙えますが、それでも86%の確率で外れるということです。
1位~4位が抽選対象、それ以降は成績順
抽選で決まるのは1位~4位の指名権まで。
それ以降の5位〜14位の指名権は、レギュラーシーズンの成績が悪い順に自動で決まります。
たとえば、1位指名を本来10位のチームが引いた場合、最下位チームは最大で5位まで下がる可能性があります。
このような構造により、チームがわざと負けても必ずしも報われないという公平性が生まれています。
✅ロッタリー制度の効果と影響
NBAドラフトにおける「指名順」は、チームの将来を大きく左右する重要な要素です。特に1巡目の上位指名権は、将来のスター選手や即戦力を獲得する可能性が高く、チームの再建に直結します。
制度改正でより公平に
制度は導入以降も段階的に改良されています。
- 2019年のルール改正では、下位3チームの1位指名確率が一律14.0%に統一されました。
- これにより、「わざと最下位になる」ことの価値が低下し、全体としてタンクの動機が減ったと評価されています。
✅ 実際、2019年以降の1位指名チームを振り返ると、最下位のチームが1位を引いたのは1度もありません。
| 年度 | 1位指名チーム | 成績順位 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2019 | ニューオーリンズ | 下から7番目 | ザイオン獲得 |
| 2020 | ミネソタ | 下から3番目 | 確率上位 |
| 2021 | デトロイト | 下から2番目 | 例外的に最下位近くが当選 |
| 2022 | オーランド | 下から2番目 | パオロ・バンケロ指名 |
| 2023 | サンアントニオ | 下から3番目 | ウェンバンヤマ指名 |
| 2025 | ダラス | 下から11番目 | 1.8%で1位指名を獲得 🔥 |
この結果からも、確率が高いチームが必ずしも1位を取るわけではないことが明らかです。
公平な戦力分配がリーグを強くする
ロッタリー制度により、どのチームにも未来のスター選手を引き当てるチャンスがあるため、リーグ全体に希望が広がります。
また、運営としても、
- 勝負を最後まであきらめない姿勢の促進
- ドラフトイベントとしての注目度アップ
- ファン離れの防止
など、ビジネスとスポーツの両面で大きなメリットがあります。
このように、ロッタリー制度は単なる抽選ではなく、NBAの競争力と信頼性を支える柱となっているのです。

自分がNBAを見始めた当時は、最下位=1位指名というイメージが強く、「負ける=得」という空気が正直ありました。ですが近年のロッタリーでは運要素が強まり、「ちゃんと戦うチームが報われる」傾向が見えてきて、ファンとしても健全に楽しめています。
✅2025年NBAドラフトロッタリーの結果と注目選手
2025年5月12日に行われたNBAドラフトロッタリーでは、事前の予想を大きく覆す結果が生まれました。
1位指名権を獲得したのは、わずか1.8%の確率しか持っていなかったダラス・マーベリックスだったのです。
2025年ロッタリー結果(上位5位)
| 指名順位 | チーム名 | 抽選前確率 |
|---|---|---|
| 1位 | ダラス・マーベリックス | 1.8% |
| 2位 | ワシントン・ウィザーズ | 14.0% |
| 3位 | シャーロット・ホーネッツ | 14.0% |
| 4位 | サンアントニオ・スパーズ | 6.0% |
| 5位 | ユタ・ジャズ | 14.0% |
最下位のユタ・ジャズは抽選に外れ、5位まで下がる結果となりました。
🎯 2025年NBAドラフトロッタリーの1位指名権獲得確率一覧
以下は、2025年のNBAドラフトロッタリーにおける各チームの1位指名権獲得確率です。
| チーム名(成績順位) | 1位指名確率 |
|---|---|
| ユタ・ジャズ(30位) | 14.0% |
| ワシントン・ウィザーズ(29位) | 14.0% |
| シャーロット・ホーネッツ(28位) | 14.0% |
| ニューオーリンズ・ペリカンズ(27位) | 12.5% |
| フィラデルフィア・76ers(26位) | 10.5% |
| ブルックリン・ネッツ(25位) | 9.0% |
| トロント・ラプターズ(24位) | 7.5% |
| サンアントニオ・スパーズ(23位) | 6.0% |
| フェニックス・サンズ(22位) | 3.8% |
| ポートランド・トレイルブレイザーズ(21位) | 3.7% |
| ダラス・マーベリックス(20位) | 1.8% |
| シカゴ・ブルズ(19位) | 1.7% |
| サクラメント・キングス(18位) | 0.8% |
| アトランタ・ホークス(17位) | 0.7% |
1位指名候補:クーパー・フラッグ
現在、1位指名候補として最も注目されているのが「クーパー・フラッグ(Cooper Flagg)」です。
- アメリカ・メイン州出身のフォワード。
- 高校バスケ界で圧倒的な存在感を放ち、2024年にデューク大学へ進学。
- ディフェンス力とスコアリング、バスケットIQの高さが高く評価され、“白人版レブロン”との呼び声も。
マーベリックスはカイリーアービング、アンソニーデイビスという両エースがすでにいますが、フラッグの万能性は即戦力+将来の柱として魅力的。
このトリオが実現すれば、西カンファレンスでの勢力図が大きく変わる可能性もあると見られています。
他の注目選手たち(上位候補)
2025年ドラフトは「ハイレベルなフォワード&ビッグマンの年」と言われています。
- Ace Bailey(エース・ベイリー):アスレチックなSF、オフェンス能力◎
- Dylan Harper(ディラン・ハーパー):プレーメイカー型の大型PG
- VJ Edgecombe:3&Dスキルが評価されるSG
これらの選手も2位~5位の指名候補として高い評価を受けており、ロッタリーの結果により、チームと選手の運命が大きく左右されることになりました。
ロッタリーのドラマ性がNBAをさらに熱くする
今回のように、低確率からの“当たりくじ”が現実になることもあるNBAロッタリーは、チームだけでなく、ファンにも大きな興奮をもたらします。
- 1.8%からの1位指名
- 将来のスター誕生の瞬間
- 運と戦略の駆け引き
これらが毎年のロッタリーを「見逃せないイベント」として定着させているのです。

クーパー・フラッグがカイリー&アンソニー・デイビスとどう共存するのかに注目しています。特にディフェンスと展開力に優れたフラッグが加われば、マブスは一気に「再建中」から「本気の優勝狙い」へ舵を切る可能性があると感じています。あとはヘルス面さえ整えば、かなり面白いチームになりそうです。
✅まとめ:NBAドラフトロッタリーを理解する意味とは?
NBAドラフトロッタリーは、チームの未来を左右する非常に重要な制度です。単なる運まかせの抽選ではなく、リーグの競争バランスを保ち、全チームが公平なチャンスを持つための戦略的仕組みとして機能しています。
本記事では以下の点を解説しました:
特に2025年は、ダラス・マーベリックスが1.8%の確率で1位指名権を引き当てるというサプライズが起き、抽選制度の公平性とドラマ性を改めて証明する形となりました。
2025-2026シーズンのNBA視聴方法を以下にまとめました!LIVE配信で好きなNBAチーム/選手を応援しましょう!
2025‑26シーズンはAmazonプライムビデオNBAが楽しめる!【PR】

2025‑26シーズンからAmazonプライムビデオがNBAの公式配信先になります。AmazonはNBAと11年間の大型契約を結び、毎シーズン66試合のレギュラーシーズンゲーム、プレイイン全試合、カップ戦「エミレーツNBAカップ」の決勝トーナメント、さらに6シーズン分のカンファレンス決勝シリーズを独占配信する予定です。


